CASE 導入事例

vol.19 
ポラスグループ 第一エネルギー設備株式会社/
リフレッシュルーム

vol.19 ポラスグループ 第一エネルギー設備株式会社/リフレッシュルーム

総合ハウスメーカー、ポラスグループのライフライン事業を手掛けている第一エネルギー設備株式会社。本社ビルの建替えに伴い新設したリフレッシュルームにCOMORE BIZ(コモレビズ)を導入しました。
これまで休憩用の共用スペースを設けていなかった企業が、新たにリフレッシュルームを作りコモレビズを導入した理由や社員の反応などをポラス株式会社ファシリティマネジメント部の中本将太氏と第一エネルギー設備株式会社管理課の矢野一毅氏にお伺いしました。

 

貴社の事業概要について教えてください。

矢野氏 ポラスグループは住まいに関する事業を行う26社からなる企業グループです。その中で当社はLPガスの供給を中心に、ガス器具・水道工事業、住設機器販売及び、リフォーム事業を担っています。
多様化するライフスタイルに合わせたリフォームやアフターメンテナンスでお客様の安心安全な暮らしづくりを提案しています。

コモレビズを導入した背景を教えてください。

中本氏 私はポラス株式会社のファシリティマネジメント部に所属しており、グループ会社のファシリティプロジェクトの事業計画等を担当しています。
先日、ポラス本社ビルのエントランスにコモレビズを導入し、社内外から好評だったため、第一エネルギー設備の新社屋にも採用したいと考えました。

【導入事例】ポラスグループ ポラス株式会社/エントランス

矢野氏 以前の社屋は、1階が倉庫で2階がオフィスのいわゆる昔ながらの建物で、オフィスというよりも“事務所”と呼ぶのがしっくりくる雰囲気でした。デスクと椅子が並び、植物がフロアと廊下に“とりあえず”という感じで置いてある程度でした。
雰囲気もさることながら、老朽化も進んでいたので建替えと聞いたときは、一社員として職場環境の改善に期待が持てました。

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矢野 一毅 氏
第一エネルギー設備株式会社
管理課 課長

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グループ会社にコモレビズを採用した決め手は?

中本氏 採用の決め手は2つあります。
1つ目はバイオフィリックデザインによる快適性とリラックス効果です。ポラス本社ビルのエントランスがコモレビズのバイオフィリックデザインによって自然環境に近い空間にリニューアルし、ここまで印象が変わるのかと驚きました。
それまで、家具や什器は重厚なものを配置していたので堅い印象が強かったのですが、緑が増えて一気に柔らかな印象になり、来社されたお客様からも「森にいるみたいだ」と好評の言葉をいただいています。
エントランスに導入した理由として、社員の快適性はもちろん、お客様が待機している間も居心地の良い空間を提供したいと考えたため、その狙いがしっかり反映された結果だと思いました。

2つ目の決め手はエビデンスです。一般的に、緑は多いほうがいいものだと考えがちですが、最適な緑視率を担保することで生産性が上がり、かつ植物の種類によってストレス軽減効果の可否が変わるなどの研究に基づいた確かなエビデンスは、コモレビズを導入する意味を経営陣に説得する際に大きく役立ちました。
今回の新社屋には第一エネルギー設備のほか、グループの3つの法人も入っているので、拠点の集約と職場環境の改善を進めるためにも、バイオフィリックデザインで大きく変えたかったのです。
正直に申し上げますと、他社とも比較検討しましたが、ここまで植物の種類や配置場所などを含め、空間全体をバイオフィリックデザインで提案してくれるところがなく、コモレビズにしかできないサービスであったことも決め手のひとつです。

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中本 将太 氏
ポラス株式会社
ファシリティマネジメント部
ファシリティマネジメント課 係長

導入した場所とこだわった点を教えてください。

中本氏 第一エネルギー設備新社屋の最上階に新設したリフレッシュルームにコモレビズを導入しました。社員が休憩や食事、打合せなど様々な用途で使える共用スペースです。
働き方が大きく変わった今、ファシリティマネジメント部ではグループ全体でwell-being(ウェルビーイング)を向上させる職場環境を創る取り組みを強化しています。その一環として、ただの共用スペースではなく、使う人が心地良くいられるウェルネスオフィスの実現を目指し、働く環境に自由度の高い空間を作りたいと考えました。

こだわった点としては、コモレビズの担当者から提案いただきさまざまな用途で使える空間にしたことです。
植物が自然に溶け込むコモレビズのオリジナル什器を採用して、ローテーブルでは打合せをしたり、窓際のハイカウンターでは眺望を楽しめるようにしたり、ソロブースではひとりで食事や休憩ができるようにするなどバラエティに富んだレイアウトにしました。
社員のストレス軽減と生産性の向上が目的のひとつでもあったので、緑視率を保てる席をできるだけ多く取り入れ、心身ともにリラックスできるようにもしています。
私たちの依頼に加え、ハイカウンターの窓際に植物を配置し、眺望と緑が楽しめるようプラスアルファの提案をいただくなど、より良い空間を一緒に作りあげていきました。ゆくゆくはリフレッシュルームでセミナーや懇親会なども開催できるよう、什器や植栽プランターは可動式のものも採用して、汎用性の高いスペースにしています。

矢野氏 これまで食事も自席でとることがほとんどで、休憩時間に息抜きができるような場所がなかったため、リフレッシュルームが設けられたのは嬉しい改善です。自席で食事をしているとオンオフの切り替えができず、生産性の低下を感じる部分もありました。
また、ハイレゾ自然音が導入されたのも良かったと思います。最初は休憩室に鳥の鳴き声などの音が入る意味に疑問がありましたが、実際に入ると想像以上に心地良い空間づくりに役立っていると感じました。むしろ無音ですと、打合せの話し声や食事中の音などが気になるため、会話を邪魔しない程度の自然音があるほうが落ち着けるのだと分かりました。

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導入後の社員の反応はいかがですか?

矢野氏 社員からは満足の声がほとんどです。特にソロブースは争奪戦になるほど人気です。私自身、バイオフィリックデザインという言葉をこのプロジェクトで初めて知りましたが、緑がほとんどなかった以前の社屋に比べて、リラックスできると感じています。

また、リフレッシュルームができて、他部署やグループ会社の交流も増え、社内のネットワークやコミュニケーションが強化されたのもメリットです。いままで他部署との交流は会議室を予約して行っていましたが、今はリフレッシュルームでフランクに話し合い、アイデアが生まれやすい利点も出てきました。

中本氏 矢野の言葉通り、社員間の交流が活発化して生産性や創造性が上がり、社員のエンゲージメントも向上させたいと思います。
ポラスグループは創業50年以上経ちますが、これまでは「会社はただ仕事をする場所である」という考えがありましたが、今後、採用面でもオフィス環境の改善強化は必須です。
新卒採用にあたり、学生たちが企業の比較検討をする際、職場環境は大きな決め手になるため、手を抜いてはいけないと思っています。

vol.19 ポラスグループ 第一エネルギー設備株式会社/リフレッシュルーム

vol.19 ポラスグループ 第一エネルギー設備株式会社/リフレッシュルーム

今後、コモレビズに期待することはありますか?

中本氏 ポラスグループ内には、まだまだ古い施設も多く、職場環境の改善を進めている段階です。今回のように建替えで一からコモレビズを導入するだけでなく、既存のオフィスを活かしリニューアルという形でもコモレビズを導入したいですね。
今後も共にエビデンスを最大限に生かしたオフィスの空間づくりができたらと思います。

※本事例に記載の情報は初掲載時(2021年12月)のものです。

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名 称:第一エネルギー設備株式会社
導入先住所:埼玉県越谷市蒲生茜町13-2
ホームページ:
https://www.daiichienergy.jp/