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オンライン翻訳サービスの仕組みってどうなっているの?その他の翻訳サービスも併せてご紹介!

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オンライン翻訳サービスの仕組みってどうなっているの?その他の翻訳サービスも併せてご紹介!

近年、日本を訪れる海外からの旅行客が増えています。JNTO(日本政府観光局)が行った調査によると、2018年に日本を訪れた海外旅行者は、3,119万人と過去最高記録を更新しました。また、2020年東京オリンピック開催を控え、海外からの訪問者と直接やりとりをする機会の多い飲食店やホテル、商業施設では、ホームページやパンフレットの多言語化を加速させています。このような背景の中で、需要が高まっているのが翻訳サービスです。今回は翻訳サービスの中でも、オンライン翻訳サービスの仕組みや性能についてご紹介します。

高まる翻訳サービスの需要

JTB総合研究所が行った「インバウンド 訪日外国人動向」によると、2019年1月〜4月に日本を訪れた外国人旅行者1,980万人のうち、1位が中国からの72万人、次いで2位が香港からの19万人となっています。このほかにも、韓国や台湾、シンガポールというようにアジア圏からの旅行客が増加しています。
このデータからも、多言語化は英語だけではなく、中国語や韓国語 など幅広い言語への対応が求められていると言えます。

オンライン翻訳とは

オンライン翻訳サービスとは、インターネットを通してWebブラウザ上で日本語から英語や中国語、韓国語、フランス語といった多言語、もしくはその逆の翻訳をするサービスのことです。

主なオンライン翻訳サービスには、Googleや Infoseek(インフォシーク)、Exciteなどが挙げられます。ブラウザを立ち上げて翻訳したいテキストを入力すれば、その場で自動的に多言語に変換してくれるというサービスです。

オンライン翻訳サービスは誰でも無料で利用することができる

            

オンライン翻訳サービスは無料で利用することができ、翻訳にかかるコストをおさえつつ、さまざまな言語に対応できます。飲食店のメニューや案内表示など、短文の翻訳には最適です。

なお、オンライン翻訳サービスの中には、Webブラウザで行うだけではなく、特定のアプリによってサービスを提供しているものもあります。

知っておくと便利!オンライン翻訳サービスの精度を上げるコツ

オンライン翻訳サービスは、コストを安くおさえることができる反面、翻訳の精度にバラつきが出て不自然な仕上がりになりがちという欠点があります。

なぜなら、日本語は主語と述語だけではなく、修飾語や目的語を置く位置によって意味合いが変わります。また、相手にわかりやすく伝えるための句読点の位置も重要なため、機械的なオンライン翻訳サービスでは対応しきれないのです。

これを避けるために、日本語から多言語に翻訳をする、またその逆をする時も、できるだけ一文を短くする工夫をしましょう。また、文頭には必ず主語を入れて「誰に」「何の目的で」「何を伝えるのか」を意識すると、翻訳の精度がアップすると言われています。

オンライン翻訳の仕組み

オンライン翻訳には、ルールベース型と統計ベース型の2種類があります。
どちらか一方だけが使われるというわけではなく、最近のオンライン翻訳では双方の要素が取り入れられており、それぞれのメリットを紹介します。

ルールベース型(RMT)

ルールベース機械翻訳(RMT)はRule Based Machine Translationの略で、言語が持つルールに従ってテキスト内容を分析し出力する方法です。このルールとは、言語ごとの文法のことを指します。文法をデータベースに登録し、そのデータをもとに翻訳文を作り上げていきます。機械翻訳の中で比較的歴史が長く、多くのオンライン翻訳で使用されている方法のひとつです。
データベースに多言語の文法を記録させることで そのデータが蓄積されていき、あらゆる言語を的確に翻訳することができるのです。言語それぞれの文法を分析しながら、単語を切り分ける機能に優れており、「原文と翻訳内容が違う」ということも少なく安心です。ただし、専門性の高い内容や、長文テキスト翻訳の精度はやや劣るほか、口語的な文章には対応が難しいという弱点もあります。

統計ベース型(SMT)

統計的機械翻訳(SMT)はStatistical Base Machine Translationの略で、コンピュータに学習用の対訳データを覚えさせ、原文と訳文を使いながら翻訳します。
統計モデルを学習させることによって、精度の高い翻訳ができ、上記で紹介したルールベース機械翻訳の弱点をカバーできることから近年注目を集めています。

オンライン翻訳以外の翻訳サービス

翻訳サービスの種類は大きく分けると、「オンライン翻訳」「クラウド翻訳」「翻訳会社」の3つが挙げられます。ここでは、上記で取り上げた「オンライン翻訳」以外の「クラウド翻訳」「翻訳会社」の特徴についてご紹介します。

クラウド翻訳

クラウド翻訳サービスは、翻訳を依頼したい企業や個人と、翻訳者をマッチングするオンラインサービスのひとつです。クラウドソーシング(Crowdsourcing)という言葉が由来です。

このサービスでは、インターネットを通して翻訳者にいつでも仕事を依頼することができ、仲介業者を介さず直接やりとりすることができます。そのため、無駄なコストをカットしながら、精度の高い翻訳を実現できます。個人経営の飲食店をはじめとして、ホテルや商業施設、企業、官公庁など幅広い業種でクラウド翻訳が活用されています。

このクラウド翻訳サービスは、GoogleやInfoseek、Exciteといったオンライン翻訳に比べ、ネイティブの翻訳者を選んで依頼できるのも特徴のひとつです。機械では翻訳しきれない細かなニュアンスなども、わかりやすく翻訳することができます。そのため、長文や専門的な内容を含む翻訳の場合に利用するのがおすすめです。

翻訳会社(翻訳サービス企業)

翻訳会社は、専属の翻訳者が在籍する専門会社です。幅広いジャンルの翻訳実績を持つ会社が多いのが特徴で、ビジネス文章の中でも契約書や論文など、専門知識を必要とする内容にも対応しています。

無料で利用できるオンライン翻訳、比較的安価で依頼できるクラウド翻訳に比べ、成果物のクオリティが高いのが特徴です。また納品後のアフターフォロー体制も整っています。

また依頼する際は、顧客と翻訳者をつなぐコーディネーターが間に入るため、翻訳文に求めるクオリティレベルや追加の作業など、さまざまなリクエストにも柔軟に対応できるメリットもあります。

今後増加する翻訳ニーズに対応するために

今回は、翻訳サービスの種類とオンライン翻訳サービスの仕組みについてご紹介しました。日本を訪れる海外からの旅行客は年々増加する中、インバウンドニーズに対応するためには、コミュニケーションの障害となる言語を、多言語化で充実させることが必要不可欠です。

今回ご紹介したように、どの翻訳の手段にもメリット・デメリットがあります。その中でコストカットしつつ、翻訳者による高品質の翻訳文をお求めの場合は、「クラウド翻訳」がおすすめです。パソナ・パナソニック ビジネスサービスでも「クラウド翻訳」のサービスを実施しているので、検討してみてはいかがでしょうか。

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