企業固定費の削減方法!変動費との違い・失敗しないコスト削減を紹介

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企業固定費の削減方法!変動費との違い・失敗しないコスト削減を紹介

企業固定費の削減方法!変動費との違い・失敗しないコスト削減を紹介

あらゆる企業にとって課題になりやすい「経費削減」や「コストダウン」ですが、実際にこれらの課題に取り組むとどのようなメリットがあるのでしょうか。
そこで今回は、経費削減のメリットや固定費と変動費の違いなどについて整理しつつ、実際に固定費を削減するためのポイントや方法、アイデアをご紹介します。

目次

    企業における経費削減のメリットとは?

    経費削減やコストダウンを試みると多くのメリットがありますが、「コスト面の改善」だけにとどまらず「生産性・業務効率の向上」「従業員のモチベーション向上」などの効果も期待できるとされています。

    まずコスト面の改善ですが、業務に関する経費を抑えることで予算をほかの用途に活用できるようになります。それだけでなく、売上に対するコストを下げることで利益率が向上し、実質的に売上を向上させることも可能になると言われています。
    特に利益率の向上は、既存のコストを見直すだけでも実現できるため、多くの場合、売上高を向上させるより負担をかけずに成果を得られる施策と言えるでしょう。

    加えて、経費削減によって無駄を省くことは生産性向上・業務効率化に直結する行動であるとも考えられています。例えば稟議書の取り扱いを「紙媒体」から「電子管理」に置き換えるだけで、印刷費はもちろん文書管理にかかる工数や承認プロセスの短時間化といった効果をもたらし、さらには業務フローを可視化することで属人化を防ぐことにもつながります。

    経費削減により利益率や生産性が向上することで、企業はもちろん従業員にも大きなメリットがもたらされます。定型化したタスクの処理に追われる時間を、本来力を入れるべき業務に利用できるようになることで、現場は大きく活性化するでしょう。その結果、従業員のモチベーションは向上すると言えます。

    企業経営の基本!固定費と変動費の違いを整理

    企業固定費の削減方法!変動費との違い・失敗しないコスト削減を紹介

    企業経営では多種多様なコストが発生しますが、それらは「固定費」と「変動費」と大別して考えられます。ここでは固定費と変動費の違いを見ていきましょう。

    企業の固定費

    固定費とは、企業の業績や売上高、季節などに影響されず一定的に発生する費用全般を指す言葉です。人件費や福利厚生費、家賃や減価償却費などがこれにあたります。
    ほかにも、通信費や水道光熱費などのインフラ費用も増減はしますが一定の金額が常時発生するため、固定費として捉える場合があります。

    企業活動においては売上の増減に関わらず一定金額が発生することから、固定費は経費削減を検討する時になるべく優先してコストカットを目指したい費用のひとつです。利益を「売上-固定費」と単純化して考えると、固定費を抑えれば抑えるほど多くの利益が獲得できるためです。

    企業の変動費

    変動費とは受注件数・生産量・販売量などの増減に比例して発生する費用のことを指します。原材料費や仕入れといった原価に関わる部分のほか、輸送費や外注費などもこれに該当します。
    変動費にあたる費用の多くは企業のビジネスと直結しているため、固定費に比べて削減できるかを見極めづらい側面があります。基本的には「売上に応じて支払う額が変わるコスト」と考えられるため、まずは固定費を優先的に削減していくことが企業の経費削減における重要なポイントとなると考えられています。

    企業の固定費を削減する方法

    企業固定費の削減方法!変動費との違い・失敗しないコスト削減を紹介

    ここからは、より具体的に企業の固定費を削減するための方法やアイデアなどを整理してご紹介します。まずは「何が固定費にあたる経費なのか」からわかりやすく解説します。

    固定費の種類

    固定費と変動費の明確な区別は各企業の特性や業種・業態などによっても異なりますが、おおむね「人件費、福利厚生費、保険料、消耗品費、広告宣伝費、交通費、旅費、販売管理費、地代家賃、減価償却費」などの勘定項目が固定費として処理されることが多いようです。

    固定費と変動費のバランスを見るには、既存の受発注データなどを確認の上、企業の売上高から変動費を差し引いた金額を算出する「限界利益」を求めると良いでしょう。この限界利益を見ることで、月々発生している大小さまざまなコストから、何が必要で何が不要かを見分けることで収益構造を改善させる取り組みができます。

    見直しをすることで削減できる企業の固定費

    多くの企業には、固定費を見直すことで削減できるコストが存在します。一見すると「常に必要な額」であるようにも感じるかもしれませんが、「既存のルーティン」を少し変えれば大きなコストカットを見込める領域であると言われています。

    時間外労働の抑制・アウトソーシング活用による人件費削減

    固定費のなかでも大きな割合を占めるのが、人件費に関する項目です。多くの企業では正社員以外にも契約社員、派遣社員といったさまざまな雇用形態の従業員が活躍していますが、どうしても時間外労働を抑制できず、人件費がかさむというケースもあります。

    解決策のひとつとして、例えば事務や電話対応などの定型業務をBPOサービスの活用で外注し、時間外労働を削減することです。アウトソーシングの活用を進めることで、それまで固定費だった費用を変動費へと計上でき、従業員の働き方改革にもつながるでしょう。

    ペーパーレス化

    多くの企業で課題となっている事柄のひとつに、紙ベースで進行する業務の効率化が進んでいないことが挙げられます。ペーパーレス化は働き方改革の一環でありながら、固定費の削減にも大きな効果を発揮する施策と言われています。

    対策として、普段紙面でやり取りしている業務をシステム化することや、会議資料を各自PDFファイルなどのデータで確認するアプローチが有効とされています。特に文書管理にはコストとともに多くの管理工数も必要となるため、パソコン上ですべてを管理できるCRMやSFAなどのクラウドツールも効果を発揮します。

    オフィス賃料の見直し

    無視できない要素に「オフィスの維持費」があります。 オフィス賃料や水道光熱費を始めとするコストですが、テレワーク化が進んでいる昨今では、都心部から郊外への移転や規模縮小といった取り組みを進めている企業も少なくありません。「現場でなければ進まない」という仕事も数多く存在するものの、ビジネスチャットやオンライン会議などのツールが定着化した今、リモートワークの利便性は大きく高まっています。
    「オフィスから人が減った」「客先への訪問機会が減り、オンライン上での商談が増えた」といった声があれば、オフィスをより安価な場所に移すことも検討すると良いでしょう。

    車両費の見直し

    社用車などにかかる車両費も、見直すことで固定費の削減につながります。燃料費や駐車場代のほか、固定資産税や自動車税などの税金関連においても相当の費用が発生します。
    そこでカーシェアリングサービスの利用や、ハイブリッドカーや電気自動車への置き換えをすれば大幅なコストカットが期待できるでしょう。

    光熱費の見直しと削減

    オフィスや事業所では日々電気・水道が使用されており、削減したい経費項目のひとつです。
    単なる節約以外で光熱費の見直しにおすすめなのが、サービス提供会社の契約変更です。2016年の電力自由化を受けて多くの企業が市場に新規参入を果たした結果、お得なプランや値下げキャンペーンを実施していることも珍しくありません。長期的に見ても非常に有効な経費削減案になるため、光熱費の見直しの時にはチェックしておくと良いでしょう。

    固定費削減をする際の注意点

    では、固定費削減にあたってどのような点に注意を払えば良いのでしょうか。経費削減を進める時におさえておきたいポイントを整理してお伝えします。

    従業員のモチベーションを下げない

    前述の通り、経費削減にはさまざまなアプローチがあり、なかには既存の仕組みや環境を変えるものも存在します。場合によってはオペレーションを大きく改革することで、現場の従業員から不満の声が上がることもあるでしょう。
    特に就業環境の快適さや、業務効率を下げるおそれがある経費削減案については、これらの実行によりモチベーション低下を招かぬよう慎重に検討することが望ましいとされています。

    無理な経費削減をしない

    また、無理な経費削減を断行しないことも重要です。
    経費のすべてが無駄というわけではなく、あくまでも「改善の余地」を追求していくことがコストカットのポイントとなります。そのため、やみくもに交通費や消耗品費の削減、既存の業務プロセスを鑑みず時間外労働を一律禁止とする削減案は避け、あくまでも現場に寄り添う形で経費削減を進めていきましょう。

    長期的な視点で、組織的に固定費削減を目指す

    経費削減は一朝一夕で完遂できるものではなく、長期的なアプローチが求められます。特に固定費のなかには簡単に削れない項目も存在するでしょう。
    そのため、経費削減の上で求められるのは長期的な視点です。1カ月間などの短期的な目標ではなく、年間を通した目標を設定した上で、慎重かつ具体的な改善案を社内に広め、必要性や削減すべき理由を組織全体で共有した上でコストダウンを目指していきましょう。

    まとめ

    今回は企業経営を考える上で欠かせない「経費削減」にまつわる話題を解説しました。
    特にコストカットを推し進めやすい固定費には、時代の変化により以前より優先度が高くないものも存在するはずです。企業にとっての要不要を見分けつつ、最善のパフォーマンスとなるよう経費の見直しを継続的に進めていってはいかがでしょうか。

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